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いったい、うちの子に何があったんですか!? 先生と話してから、別人のように前向きなんです! その子は、いわゆる札付きの問題児でした。 そして、私が彼に行ったことはSFAという心理技法による対話だけでした。 あらゆる物事を、独特な質問と介入によって好転させる。 それがSFAの目的です。 ■SFA:ソリューション・フォーカスト・アプローチ (解決志向アプローチ、解決志向短期療法) とかく人は、理解しがたい事が起こると、「なぜ?」「どうして?」と、原因を考え始めるものです。 「どうして勉強をしないのだろう?」「なぜ、反抗的なのだろう?」と。 そして、勝手な意味付け(仮説)をはじめます。 「やる気がない、ダメな子なんだ」「性格の曲がった不良なんじゃないか」 = 問題児だ! そんな具合です。 しかし、物事を短絡的に問題だと決め付けるのは、じつは私たちの勝手な“思い込み”に過ぎません。 「○○は問題」「××も問題」そう考え始めると、世界はあっというまに問題に埋め尽くされてしまいます。 そもそも、現代社会には連綿として「問題志向」という通説がまかり通っています。 何かを達成するためには、まずは問題は何かを良く見極めることが必要だという考え方です。 そうなると、物事を見る視点が「問題探し」に集中してしまいます。 問題が発見されてはじめて、次の一手が出せる。問題を取り除くことこそが第一。 …まずは、問題ありき。 確かに、リスクに備えるのはいいことかも知れません。 しかし、それだけでは、問題でないものまでが問題として見えてくるという弊害があります。 その視点だけでは、家庭にも、学校にも、職場にも、社会にも、問題が山積であるように感じてしまうのです! では、その反対の概念、解決志向とは何か? そもそも、“問題児”なんて本当に存在するのでしょうか? 何がどうだったら“問題”ということになるのでしょうか? 物事を単純に問題や悪と見なしてしまうことのほうが、むしろ“問題”なのではないでしょうか。 仮に、すべてのプロセスまでも問題だというなら、問題がないということのほうがむしろ異常です。 ことわざにもある「失敗は成功の母」。 昔の方は、言い得てよく言ったものです。 本当に重要なことは、(精神分析のように)背景を探ったり原因を追究したりすることでも、また、(従来のカウンセリングのように)話を聴いているだけでもなく、 具体的に「どうすればいいのか?」「何をすれば解決につながるのか?」 という一歩を踏み出すことです。 つまり、目の前の赤ん坊が泣いているとき、その原因や理由をあれこれと考えているのではなく、 実際にどうすれば泣き止んで眠るのかを考える。そして、できることからすぐに行動に移すことが最重要だという考え方です。 建設的に、「その子は、本当はどうなりたいのか」「その子の資源(才能や能力)は何か」 これを積極的に考え、具体的な行動に移す。それが“解決志向”の姿勢、態度なのです。 そして、この視点こそが、あなたが関わっている周囲にも影響を起こすことができるようになります。 あなたが教師なら、問題視していた生徒について、 「この子の良い所は、どこだろう」「この子は、どうなりたいんだろう」という視点で見れるようになります。 あなたが会社のリーダーなら、怠けている社員に、 「どうすれば意欲を上げる事ができるのか?」「社員の才能や能力は何か?」という視点で見れるようになります。 あなたが親なら、言う事を聞かない子供に、 「どうしたら自分の伝えたい事が伝わるのか」「子供が求めているのは何なのか」という視点で見れるようになります。 あなたが援助職者(看護士、ヘルパー、コーチ、カウンセラー、コンサルタント)なら、問題を抱える人に 「どうすれば良くなるか?」「どうしたら、信頼関係を持てるようになるのか」という視点で見れるようになります。 上記の視点で考えられる事によって、今までとは違う語りかけや質問(解決思考アプローチ)ができるようになります。 そして相手は、知らず知らずの内に、解決行動へと向かっていくのです。 これは、心理療法という狭い世界だけで語られるものではなく、むしろより良く生きて行くための哲学です。 “哲学なき経済大国”と世界中から揶揄される日本。 それは問題だと感じますか? それとも…? 現在、あなたが抱えている“問題”としか思えないものが、一気にチャンスや能力、才能や魅力を導いてくるとしたら…。 しかもそれは、薬も道具も使わず、本人にも周囲からも単なる会話のようにしか思われない。 ある種の問い掛けをするだけで、相手と状況が一気に好転し始める、巧妙に構築された技法。 そんな風に練り上げられた対話法が、心理療法から生まれた“解決志向アプローチ(SFA)”と呼ばれるものです。 知らず知らずのうちに相手に肯定的変容を促す。 これぞ、最先端の心理技能の姿なのです。 SFAを身に付けて得られるものは
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